「規則正しい生活をしましょう!」って言葉、よく聞きますよね。
規則正しい生活は健康にも整腸にも良いことは重々わかるのですが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。
大人の規則正しい生活には、
- 早寝早起き
- バランスの良い食事を摂る
などが挙げられ、美肌やダイエット効果などのメリットが期待できます。
では、子供にとっての規則正しい生活のメリットはどんなことがあるのでしょうか!?
そこでこの記事では小学校低学年くらいまでの子供の規則正しい生活とそのメリットについて紹介しています。
★この記事の目次★
子供が規則正しい生活を送ることによるメリット
規則正しい生活を送ることでしっかり睡眠を取ることができます。
十分に眠ることは日中の疲れを取ることができますよね。
そして、夜寝ている間には成長ホルモンが分泌されますので子供の体を大きく成長させる事が出来ます。
逆に規則正しい生活を送っていない場合、
- 質の良い睡眠時間が減る
- 成長ホルモンの分泌される時間が少なくなってしまう
など子供の成長を妨げてしまう可能性もあります。
よく言われていることとして、成長ホルモンは、21〜23時に作られ、22〜翌2時の間に最も分泌されると言われています。
さらに睡眠に入ってから2時間後に成長ホルモンは大量に分泌されるのです。
そのため、21時には寝る準備についておくことが何より大切だと言えますよね。
成長ホルモンが子供の成長に必要であることは大体想像つきますし、
- 強い骨を形成する
- 免疫力を高める
などの効果もあるわけですね。
これが「寝る子は育つ!」という本質なのかもしれませんね。
また、睡眠時間は子供の学力にも大きく影響するとの報告もあります。
しっかり睡眠時間を確保し、朝決まった時間におき、朝食を摂ることで、集中力も高まります。
睡眠不足の子供よりしっかり睡眠を取っている子の方が学力が高いというのは最近よく聞きますよね。
そもそも規則正しい生活とは?
「規則正しい生活!規則正しい生活!」
って言ってもそもそもどんな生活が規則正しい生活なの!?って思いませんか?
大きく分けると、
- 体内時計を正すために朝、光を浴びる
- 決まった時間に食事を摂る
- 決まった時間にお風呂に入る
- 寝る前の習慣付け
という4つが挙げられます。
体内時計を正すために朝、光を浴びる
もともと人間には体内時計が備わっていて、この体内時計は毎朝光を浴びることでリセットされるのだそうです。
そして体内で一定のリズムを刻み、昼間は身体と心が活動状態になり、夜になると眠くなると言った生活サイクルが生まれ持って備わっているのだそうです。
しかし、幼児の体内時計は大人より敏感で、毎日決まった時間に起きないと体内時計のリズムは簡単に狂ってしまいます。
そのため、まずは朝決まった時間に起きて、太陽の光を浴びさせてあげることが大切なのです。
朝、光を浴びることで体内時計はリセットされるので、これが子供の規則正しい生活を送るための第一歩になります!
特に子供の体内時計は光に大きく影響されます。
天気が悪くて暗い日は電気をつけて明るい時間だと身体が認識するようにしてあげると良いですね。
体内時計は朝、日を浴びてから大体14時間後に眠たくなるように出来ているそうですよ。
決まった時間に食事を摂る
また、食事を摂る時間を決めておくことも大切です。
決まった時間に食事をすることは、排便などのリズムを整えるためにもとても重要ですよね。
また、決まった時間に毎日行うことの中にお風呂もあります。
決まった時間にお風呂に入る
お風呂はリラックスできますが、同時に適度に身体を疲れさせてくれます。そのため、自然と良い睡眠へ導いてくれるのです。
ただし、熱すぎたり、長風呂は逆効果ですので気を付けましょうね。
また、寝る前の習慣付けも大切です。
寝る前の習慣付け
寝る前にテレビやゲームなどをするのは良くないです。
画面の明るさには朝日と同じ働きがあるので、必然と寝つきが悪くなってしまいます。
寝る前は子供を興奮させないように、本を読んだりリラックスできる態勢が理想的です。
そして決まった時間に子供を寝かせてあげるようにしましょう!そうすることで自然と規則正しい生活になるはずですよ。
年代別の生活リズム
乳児期〜1歳頃
生後半年頃から赤ちゃんにも体内時計が徐々に作られてきます。
そのため、この頃から夜まとめて寝るようになるとも言われます。とはいっても、まだまだ寝ている時間が多いのがこの頃の赤ちゃんですよね。
一日の睡眠時間は11〜13時間が理想と言われています。
それでも睡眠時間が足りないので、朝昼2回のお昼寝が必要になってきますよね。
理想としては、夜9時までには就寝し、朝7時に起きると、11時間睡眠です。
これに1時間程度のお昼寝2回すれば理想的です。
幼稚園や保育園に行き始める3〜6歳頃
この頃になるとだんだん活動量が増えますよね。
日中活動するとその分睡眠も深くなります。
基本は朝7時頃までの起床が理想で、睡眠時間を11〜12時間取れるように、早い時間に寝ることが規則正しい生活を送るために必要です。
小学校低学年
小学生になると自力で歩いての行動が増えるため、体力の消費も増えます。
そのため、睡眠時間を10時間は取れるように生活することが重要です。
通学距離によっては朝7時に起きたのでは間に合わない場合もありますよね。
また、学年が上がるごとに習い事の時間帯も遅くなったりするかもしれません。そのため、早めに眠れるように寝る時間を決め、その時間に合わせた生活習慣を作ることが大切だと思います。
まとめ
子供に規則正しい生活をさせるにはやはり親の管理が必要になります。
休みの日でも幼稚園や学校のある日でも、
- 出来るだけ毎朝決まった時間に起こし、光を浴びさせる
- 3食決まった時間に摂る
など自然と決まった時間に眠たくなるものです。
大体21時までに布団につければばっちりですよね。
とはいえ、。。。これってなかなか難しいです(汗)
特に週末や長期休暇中って、生活リズムが崩れてしまいませんか?でも不思議なもので小さい頃の我が子はどんなに楽しいお出掛けでも、毎日の就寝時間になると急に睡魔に襲われるのです。
ここで寝かせてあげれれば良いのですが、移動などで起こしてしまうと翌日は機嫌が悪く、そのままダラダラとリズムが崩れ、体調を崩してしまうという悪循環なんですよね。
しかし、成長期の子供にはやはり睡眠時間は最も重要です。
毎日しっかり睡眠時間を確保するためには規則正しい生活が大切です。
我が家も出来るだけ崩さないように頑張っていきます!!