子供の目やにがひどいのは結膜炎が原因?症状や治療法は!?

子供の目やにが多いような気がするけど病気なのかな!?って以前思ったことがあります。

ネットでいろいろ調べてみると、

「目やにがひどい場合は結膜炎が原因の可能性がある!」

こんな記事も見たことがあるのではないでしょうか?

結膜炎って、字が字なだけに心配になりますよね!

ただ、

以前病院で診察して分かったのですが、結膜炎の原因にも色々あります。

そこでここでは、子供の目やにがひどくて結膜炎の疑いがある場合の原因や症状、そして治療法についても紹介したいと思います。

目やにとはそもそも何!?

そもそも、目やにとは何でしょうか!?

目やにの出る原因は大きく分けて2つあります。

一つ目は”目の代謝”。

目も体と同じで、古くなった細胞を入れ換えるために目やにが作られます。

正常な代謝であれば朝起きたときに目やにがでているのです。

二つ目は”目の炎症反応”によるもの。

この炎症反応がよく言う結膜炎ですよね。

「目に異物が入る」>「目から排出しようとする」>「目やにが出る」

と行ったサイクルです。

ただし、

結膜炎にも様々な原因があり、一言でまとまりません。

また、

結膜炎の中には感染力の強いものもあります

実は私も子供の結膜炎がうつり、大変なことになったことがあります。

そのときは、結膜炎だけではなく、高熱も出てしまい大変な思いをしたことがあります。

病気が原因の目やにとは!?

それでは炎症反応が原因の目やにについてご紹介していきますね。

1)ウィルス性結膜炎の症状や対処法

ウイルス性結膜炎というより、「はやり目」とか「プール熱」というほうが馴染みがあるかもしれませんね。

私が子供から感染したのもこの”ウイルス性結膜炎”でした。

このウイルス性結膜炎はアデノウイルス等によるものですが、非常にたくさんの種類があるので、ウイルス性結膜炎と言っても症状は様々です。

【症状】

  • 目やにが白から黄色でネバネバしている
  • 結膜が充血している
  • 自然に涙がでる
  • 目の中がゴロゴロと痛む

といった症状が出ます。

そして、厄介なのが感染力が非常に強いことです。

【対処法】

一先ず病院へ行きましょう。

ただ、

特効薬はありませんので、対処療法ととして、炎症を抑えたり、細菌による二次感染防止のための目薬を使用します。

また、

感染力が非常に強いので、タオルの共有はNGです。

そして、

手をよく洗い、目はティッシュなどで拭き、袋に入れて捨てるようにしましょうね。

【経験談】

私ははやり目もプール熱もどちらも経験しました。

はやり目は初めは右目だけでしたが、左目にも感染し、目が開かないほどの目やにと充血が主な症状になります。

その後、耳付近のリンパ節が腫れました。

プール熱のときは「目の症状」+「発熱」です。

なかなか厄介でした!

その頃子供の幼稚園でも結膜炎がはやっていたので、子供経由で感染したようです。

2)細菌性結膜炎の症状や対処法

細菌に感染して炎症が起こる場合は”細菌性結膜炎”といいます。

風邪を引いたとき、鼻づまりから目やにが出ることありますよね?

雑菌による炎症で目から雑菌を排出しようとし、目やにが増えるのです。

【症状】

  • 粘り気が高く黄色〜緑色っぽい目やに
  • 目の痛いみや充血
  • まぶたの腫れ

などがあります。

【対処法】

対処法はやはり病院です。

病院へ行くと簡単に検査をしてくれます。

細菌にあった抗生物質の点眼液で治療をし、風邪などの他の症状がある場合は、他の治療も必要になってきます。

【体験談】

細菌性結膜炎は子供が小さい頃よくなっていました。

鼻が詰まりだすと、目やにも増えます。

そのため、

耳鼻科と眼科をよくはしごしていました。

場合によっては抗生物質を服用すると鼻も目も治りが早かったですよ。

3)アレルギー性結膜炎の症状や対処法

子供に限らず大人でも多い”アレルギー性結膜炎”。

アレルギー結膜炎は花粉症はもちろん、ハウスダストなどのアレルゲンが目の粘膜に付着することで結膜が炎症を起こし、目やにが出ます。

【症状】

  • さらさらとした白色で透明の涙のような目やに
  • かゆみを伴う
  • 充血
  • 目の違和感
  • まぶたの腫れやかゆみ

などが主な症状になります。

【対処法】

対処法はアレルゲンに接触しないことが一番ですが、なかなか難しいですよね。

この場合もやはり病院へ行くことをオススメします。

抗アレルギー作用をもつ点眼薬を使用し、場合によっては抗アレルギー剤の服用をすることもあります。

子供は目がかゆいと激しくこするので、こする前に病院へ連れて行ってあげるのがベストです。

4)春季カタルの症状や対処法

春季カタルというのは春から夏にかけて”重症のアレルギー性結膜炎”のことを言います。

そのため症状はアレルギー結膜炎と同じで、

  • 目やに
  • 目のかゆみ
  • 涙や充血

などの症状があります。

これらの他に、角膜上皮障害など重い角膜障害を合併することもあるため、そうなると視力にも影響してしまいます。

対処法は「抗アレルギー薬」と「ステロイド薬」の点眼になります。

あとは住環境からダニを排除するなども必要になり、部屋内の清潔が要になってきます。

結膜炎がうつるのを防ぐには!?

結膜炎にも様々な種類がありました。

「アレルギー性結膜炎」や「春季カタル」はうつることはありませんが、「ウイルス性結膜炎」や「細菌性結膜炎」はうつる可能性が非常に高いです。

予防するには、まず手洗いをしっかりすること。

子供って目に違和感を感じると無意識でこすります。

その手で家中を触ると家族にも感染し集団生活をしていると高確率で流行ります。

また、

汚い手で目をこすることで、細菌が目に入ってしまい目やにの原因となります。

そのため、手洗いうがいが大切なのです。

さらに、先述しましたが目やにが出ているときはタオルは共用しないこと!

私はこれで痛い目にあいましたから(汗)

結膜炎かな?と思ったらどうしたらいい!?

子供に目やにが出たときは、眼科の受診が一番です。。。が、まだ小さいときは眼科の受診は結構大変ですよね。

意外と混んでいますし、先生も小さい子に慣れていない場合もあります。

そんなときは小児科でもOKですよ。

目やに以外に風邪の症状があるならなおさら小児科をオススメです。

幼稚園や保育園などでプール熱などのアデノウイルスが流行っているときはむやみに出歩かず、眼科の方が良いと私は思います。

感染力が強いので、小児科へ行くと他の子供へうつしてしまう可能性もあります。

そのため、

小児科では正しい診断ができないこともあります。

眼科へ行った場合でも、隔離された部屋で待たされるので、ウイルス性結膜炎を疑うときは気をつけましょう。

また、

どうしてもすぐに病院に行けないときは一時的な対処として市販の目薬を使用しても良いかもしれませんが、やはり子供のことなので、早めに病院へ連れて行ってあげるのが一番です。

まとめ

いかがでしたでしょうか!?目やにといっても、感染力のあるものやないもの、症状も様々です。

目やにがでたときは無理に取るのではなく、濡らしたガーゼなどでゆっくり拭き取ってあげるとGOODです。

ただし、

私はこれでもうつってしまいました^^;

何度も言いますが、ウイルス性の感染力はすごいです!

子供に目やにが出ていたら、色や他の症状も再度確認しましょう。

目やにだけではく、かゆみや充血などがあれば結膜炎の可能性があります。

そのときは早めに病院を受診するようにしましょうね!

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