利尻ヘアカラートリートメントはアレルギー反応出ないのでしょうか?
天然由来の成分が主成分だと公式サイトにも書かれてあるのですが、アレルギー持ちの人からすれば気になる項目ですよね。
白髪染めなどでアレルギー反応が出てしまうのは、白髪染めやヘアカラーに含まれる「ジアミン」系や過酸化水素水などが原因である場合がほとんどになります。
ちなみに利尻ヘアカラートリートメントにはこの「ジアミン」系や過酸化水素水は使用されていません。
Contents
白髪染めの使用でアレルギー反応が出てしまう原因とは!?
白髪染めやヘアカラーを使用していてアレルギー反応が出てしまった人の多くは、先ほどのジアミンによる場合が多いです。
ジアミンによるアレルギー反応の代表的な症状として、
・頭皮の痒み
・頭皮の腫れ
などが有名ですよね。
しかもこの症状、頭皮だけにとどまらず顔や背中にまで広がることもあります。皮膚科に行って薬を処方してもらい塗ったとしても症状が治るまで1週間くらいはかかってしまいます。
そして、このジアミンによるアレルギー反応が酷い場合であるとアナフィラキシーショックなどを起こしてしまい呼吸困難、最悪の場合死に至ることもあるのだとか。。。
しかも最近のニュースでは、ヘアカラー剤には発がん性物質が含まれているとまで報じられています。
そんな危険とも言えるジアミンを含んでいるヘアカラー剤が今もなお売れ続けているのは、ドラッグストア等で安く手に入れる事が出来、しかも手軽に染める事が出来る背景にあります。
使っている人の多くは、
「まさか自分はそんな事にならないだろう!」
「肌は強い方だし大丈夫、大丈夫!」
「簡単に染まってくれるから!」
こう思っている人が多い様ですね。
しかし、ジアミン系のアレルギーは使い続けることによってある日突然発症してしまいます。
今まで大丈夫だったから!。。。といってずっと使っていくと思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性もあるのです。
そしてジアミンアレルギーを発症してしまうと2度とジアミンが配合されている白髪染めは使用する事が出来ません。
出来る事なら体のことも考えるとジアミンを配合していないモノを使いたいですよね。
利尻ヘアカラートリートメントで使用されている成分とは!?
利尻ヘアカラートリートメントの公式サイトでは商品の成分についてこう書かれてあります。
アレルギーを起こしてしまう代表格の「ジアミン」、「パラベン」、「タール系色素」を使用していないとのことです。
確かにここまできちんと書かれてあると安心ですよね!
でも、本当に使用していないのでしょうか!?利尻ヘアカラートリートメントの入っている箱に成分表が表示されてありましたので、そこに書かれてある全成分を書き出してみました。
・水(特殊水)
・ベヘニルアルコール
・ステアラミドプロピルジメチルアミン
・ミリスチルアルコール
・パルミチン酸エチルヘキシル
・ミツロウ
・リシリコンブエキス
・ローヤルゼリーエキス
・アルギン酸Na
・加水分解シルク
・加水分解ケラチン
・カキタンニン
・乳酸
・乳酸Na
・水添ヤシ油
・ローマカミツレ花エキス
・ローズマリーエキス
・ミリスチン酸
・ボタンエキス
・プラセンタエキス
・フユボダイジュ花エキス
・パーシック油
・ニンニクエキス
・トコフェロール
・センブリエキス
・セイヨウキズタエキス
・セイヨウアカマツ球果エキス
・ステアリン酸グリセリル
・ゴボウ根エキス
・ゲンチアナエキス
・HC黄4
・塩基性青99・カワラヨモギエキス
・カミツレエキス
・オランダカラシエキス
・オドリコソウ花エキス
・オタネニンジンエキス
・オクラエキス
・エタノール
・イソペンチルジオール
・アルニカ花エキス
・アルテア根エキス
・PEG-40水添ヒマシ油
・オオウメガサソウ葉エキス
・キトサン
・ユズエキス
・塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン
・システイニルプロアントシアニジンオリゴマー
・PVP
・ヒドロキシエチルセルロース
・セテアリルグルコシド
・ポリ-γ-グルタミン酸Na
・加水分解コンキオリン
・水酸化K
・BG
・ポリクオタニウム-10
・フェノキシエタノール
・水溶性アナトー
・クチナシ青
・シコンエキス
・ウコンエキス
・4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール
・HC青2
黄色マーカーした成分は化学染料になるのですが、刺激の非常に弱い化学成分になります。
ただ、天然成分が非常に多い利尻ヘアカラートリートメントなのですが、稀にアレルギー反応が出てしまうケースもあります。
では、なぜ無添加を売りにしている利尻ヘアカラートリートメントでアレルギー反応が出てしまう人がいるのでしょうか!?
利尻ヘアカラートリートメントでアレルギー反応が出てしまうケース
利尻ヘアカラートリートメントでアレルギー反応が出た人は、天然成分自体にアレルギーを持っている場合が考えられます。
特に利尻ヘアカラートリートメントには植物エキスがふんだんに使用されています。
その中の天然成分に対してアレルギー反応が出てしまった、ということですね。
ただ、このケースは非常に稀で、実際私も利尻ヘアカラートリートメントを頭に塗布したまま1時間以上放置した事が何度もありますが、頭皮やその他の部位でも何も問題はありませんでした。
むしろ髪はいつもより潤っていました(笑)
そうは言っても植物エキスや昆布エキス、HC染料、塩基性染料に対してアレルギー症状を発症してしまうケースは0ではありませんので、使用する前には必ずパッチテストをする様にしましょうね。
正しいパッチテストのやり方
利尻カラーシャンプーを綿棒にとって腕の内側に10円玉硬貨より少し大きく塗ります。(この際、薄く塗って自然乾燥させます)
※30分くらい放置しても液が乾かない場合は液を付け過ぎなので余分な液を軽く拭き取ります。
テスト液を綿棒にとり、腕の内側に10円硬貨大にうすく塗って自然乾燥させます。そしてそのまま触れずに48時間放置します。(時間を必ず守りましょう)
パッチテストを行なった部位の観察は塗布後30分後と、48時間後の計2回行う様にします。
その時、塗布部に発疹、発赤、かゆみ、水疱、刺激など皮膚の異常を感じた場合は、こすらずにすぐ洗い落とすようにしてください。
また当然なのですが利尻カラーシャンプーを使用しない様にしてください。また、48時間以前であっても同じになります。
そして48時間が経過したことを確認した後に、異常がないことを確認した上で利尻カラーシャンプーを使用する様にしましょう!
引用元:日本ヘアカラー工業会
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は利尻ヘアカラートリートメントのアレルギーに関して紹介しました。
利尻ヘアカラートリートメントは無添加の成分が多く使用されていますので、アレルギー反応が出ることは非常に少ないです。
ただ、その可能性が0ではありません。もし心配な場合は、皮膚科でアレルゲンを特定してみるのも安心材料になりますのでオススメです。
ではそんな利尻ヘアカラートリートメントを使用する上で気になることってこれだけではないですよね?
特に色落ちに関しては気になるのではないでしょうか!?次の記事では利尻ヘアカラートリートメントの色落ちについて紹介してみましたので購入の際の参考にしてみてくださいね。