毎年8月の中旬の約5日間はお盆と呼ばれる先祖供養の期間が日本にはありますが、この時期は決まって水難事故のニュースをテレビなどで観ます。
そもそもお盆期間中はなぜ海や川に行ったらいけないのか?危険だと云われる原因は幽霊が集まる事にあるのか?と言う事にちょっと今回は焦点を当ててみました!
昔から伝わるお盆中の諸説
昔から、「お盆の時期は水がある処には行かないように!」と身内から強く言われていました!その影響もあってか、お盆の時期は未だに海・川・沼・水たまりのある場所にはあまり行きません。
今までに一度だけ子供と一緒に市営プールに遊びに行ったきりですね^^
では、そもそも何故お盆期間中に水関係の場所には行ったらいけないのか少し考えてみましょう!私が今まで生きてきた中での諸説を中心に考えていきます。
- お盆期間中はあの世とこの世をつなぐ道が通じ、地獄の釜の蓋が開くという説
- お盆期間中の海はクラゲが大量発生しているから危険だという説
と言うのが、結構今まで生きてきた中で耳にした諸説なのですが聞いたことありますか!?では早速ですが私なりの見解を出してみたいと思います!
お盆期間中はあの世とこの世をつなぐ道が通じ地獄の釜の蓋が開く
これは一般的に海で泳いでいたら足を引っ張られたとか、海辺で海を眺めていると呼ばれたような気がした!と言ったモノになるのですが、実際はどうなのでしょうか!?
私はたまたま知り合いにお坊さん(檀家でお世話になっている)がいたのでLINEを通じて聞いてみた事があります。
「お盆の時期の海と言うのは【閻魔斎日(えんまさいじつ)】と言って、地獄の釜の蓋が開き閻魔様も地獄で働いている鬼もお休みを与えられると云われていて、これを「地獄の釜開き」や「亡者の骨休み」とも呼ばれているんですね。これを一般的に【地獄の定休日】とも言っています。そしてその定休日と言うのが旧暦の7月の丸1か月間を指していて、実際はお盆以外の日も祖霊やその他の霊達もあの世とこの世を行き来しているんです」
とまぁ、丁寧に答えてくれました^^ありがとうございます!かなりオカルトチックなお話しで、霊感も何も無い私でも少し怖いなと思ってしまいました。
確かに超常現象と言われるものも世界には数多く存在しているわけですし、科学では証明されないモノも確かに沢山あると思います!ですので、この諸説も何となくあるのかな?なんて思ったりもしました。
お盆期間中の海はクラゲが大量発生しているから危険
そしてもう一つの諸説は【クラゲ】です!
「え!?クラゲが原因!?(笑)」
クラゲは海水温が変化するお盆の時期に多く発生し、土用波と呼ばれる大きな波のうねりなどによって、人がいる海水浴場などにも姿を現します。
過去にはおびただしいクラゲの発生で海水浴場の半分がクラゲで泳げなくなってしまった!って地域もあったくらいです。ミズクラゲの様な危険性の少ないクラゲばかりだといいのですが、中には超危険なクラゲもいますので油断が出来ません!
その危険なクラゲに刺された痛みによってパニックを起こして溺れたり、刺されたショックと痛みによる心臓麻痺などで死に至るケースも少なくないのです。個人的にはこちらの線が強いのかな?と思ったりもしましたが。。。
ここでまとめてみますと、二つの諸説は確かに納得できるところがありますし、実際に気を付けないといけないなと思ってしまうものもあります!
クラゲの発生に関しては理屈もつじつまも合いますので納得してしまったわけです。
昔の霊的な話題の特番をしていたことがありました。
お盆時期に海に入っていたら急に足を引っ張られて物凄い痛みに覆われて、陸へ上がって引っ張られた足を見てみると人が握っていたような跡が残っていた。。。というお話なのですが、今思うとクラゲじゃないの!?とも思ってしまいます。
クラゲの中には一度刺されるとみみず腫れの様な症状が出るモノもいます!
しかもクラゲの帯が長い場合は絡まったりもしますので、私としては毒性の高いクラゲの帯が入水中に足に絡まり、あとで見てみると人が握ったようなアザになっていたという風に私は解釈してしまいました。
まとめ
お盆は昔から行われていた一種の日本の伝統でもあり、企業も社員に休みを与えるわけです。
お盆期間中は海・川・湖などで遊ばずに仏壇・お墓でしっかりとご先祖様を供養しましょうと言う事なのかもしれませんね。