スーパーでよく目にする「たら」。
鍋に入れても、ムニエルにしてもおいしいですよね!
大人だけでなく、赤ちゃんの離乳食にもたらを取り入れてみませんか?
離乳食のたらはいつからOK?
離乳食の本によっては、初期から食べさせてOKのものもありますが、アレルギーが出る可能性があることから、後期以降にたらを食べさせ始めることをおすすめしている本が多くあります。
なので、今回は離乳食後期のたらのメニューについてご紹介します。
たらは、脂肪分が少なく、繊維タンパクが多いためほぐれやすく、離乳食後期の赤ちゃんの離乳食に使うのにぴったりの魚です。
ビタミンAが豊富に含まれているので、のどや鼻の粘膜を守り風邪予防の効果もあります。
またビタミンDも比較的多く、カリウムやリンなどの吸収を高め、骨や歯を丈夫にするという効果も期待できます。
赤ちゃんの身体の基礎を作るために、たらは欠かせない食材と言えそうですね!!
たらの離乳食は塩分が心配?
「でも、たらって赤ちゃんには塩辛いんじゃない?」と心配しているママも多いはず!
たしかに鍋で食べるたらって大人にはおいしいけど、ちょっと塩分が気になりますよね。
実はたらにはいくつか種類があるのを知っていますか?
よくスーパーで見かける「銀ダラ」はタラという名前がついていますが全く別の種類の白身魚です。
脂質も多く消化吸収に負担がかかるため、離乳食にはあまり向きません。
離乳食に使うなら塩味の付いていない「生だら」を選びましょう。
生だらの旬は、11~2月の時期で、身が引き締まっていておいしくいただけます。
塩だらは年間通してスーパーでも目にしますが、塩抜きをしても塩分が強いので、しっかり湯通しして少量から食べさせましょう。
赤ちゃんに初めて食べさせるなら「生だら」が一番安心できそうですね!
離乳食のたらを使ったメニューって?
離乳食後期のころの赤ちゃんは食べることにも好奇心旺盛の子も多いですよね!
つかみ食べが始まった子もいるのではないのでしょうか?
今回はつかみ食べのしやすい離乳食後期のメニューをご紹介!
◎じゃがいもと魚のお焼き
【材料】
- じゃがいも:中1個
- タラ(湯がいてほぐしたもの):大さじ1
- ブロッコリー(茹でて刻んだもの):大さじ1
- 片栗粉:小さじ2
- 粉チーズ・青のり・塩はお好みで用意
【作り方】
①じゃがいもの皮をむいてラップをし、電子レンジ(600W)で3分加熱。
②じゃがいもをつぶし、すべての材料を入れて混ぜる。
③赤ちゃんが食べやすい大きさに成型し、油をひいてフライパンで両面焼いて完成。
◎お好み焼き 小さいお焼きが10~15枚分。余ったら冷凍ストックしましょう。
【材料】
- 冷蔵庫にある野菜(キャベツだけでもOK):大きめのボールに半分
- タラやお肉:100g
- 醤油:小さじ1
- 小麦粉:大さじ10
- 卵:2個
【作り方】
①野菜をざっくり切り、耐熱ボールに入れる。
※そこに水大さじ1を入れて、電子レンジ(500W)で5分加熱する。
②加熱した①の野菜をキッチンばさみで細かく刻む。
③②に小麦粉・卵・醤油・タラを入れて混ぜる。
④フライパンで両面焼いて完成。
参考: 離乳食後期 手づかみ?お好み焼き by azusaco
どちらもつかみ食べのしやすいおいしそうなメニューですね!
野菜もタンパク質もとれて、栄養満点です!
まとめ
これからが旬のたらを赤ちゃんと一緒に食べてみたくなりましたか?
紹介したメニューでなくとも、茹でたたらをほぐしてご飯に混ぜるだけでも、赤ちゃんもおいしく食べられると思います。
どんな食材でも難しく考えすぎないで、ママと赤ちゃんがにっこり楽しく食べられるよう工夫をしましょう。
どんな凝ったメニューよりも、赤ちゃんはママとの楽しい時間が何よりも好きだと思うのです。
離乳食生活もあと少し!
がんばるママを応援しています。