この記事では子供の熱が40度の高熱なのに手足が冷たい!その原因と対処法について紹介しています。
子供が40度の熱を出すとまずどうしていますか!?
「熱があるんっだから冷やす!」
「いやいや、逆に温めた方がいいのでは!?」
結論から言うと場合によります。
冷やされて気持ちいい時と、寒くて寒くて仕方がないから冷やさないでほしい時があります。
これは子供も同じで、すごい高熱で熱そうなので冷やしてあげようと思っても嫌がることがあります。
そんなときは決まって手足が冷たいのです。
熱が40度まで高いのになぜ!?ってなりますよね。
そこで今回は子供が高熱なのに、手足が冷たいときの原因と対処法について医師に教えて頂いた事をご紹介します。
お子様が熱を出したときの参考にしていただけると嬉しいです!
Contents
熱が40度の高熱なのに手足が冷たい原因は?
急に熱が上がったとき、実は手足はとても冷たくなります。
これはこれから熱が上がるという合図になります。手足が冷たいときは寒気もしますし、震えていたりもします。
病原体が体内に入ってくると、ご存知の通り人間の身体は体温を上げようとします。
体温を上げることで免疫力を高め、病原体の働きを弱らせることができます。
そのため、身体の中から熱を逃がさないように血管を収縮させ、血の巡りが悪くなります。
これによって、手足が冷たくなってしまうのです。
手足が冷たいときの対処法
手足が冷たい時の対処法は出来るだけ身体を温めてあげるようにしましょう。
- 毛布を掛けてあげる
- 洋服をもう一枚着せてあげる
- 靴下を履かせてあげる
と良いですね。
また、冬場なら室温を上げてあげてもいいかもしれません。
水分が取れたり、食事が出来るようであれば温かい物を飲んだり食べたりすると身体も温まるでしょう。
熱が40度の高熱でさらに手足が熱い場合
熱が40度以上で高いから、手足が熱いのは分かります。
手足が熱くなっているときは、もう熱は上がりきったと考えてOKです。
「あとは徐々に熱が下がるはずです。」
こうかかりつけの医師に言われたことがあります。
なのでこのときは、子供が暑いというなら薄着にさせてあげたり、室温も調節してあげるようにしましょう。
我が子が40度の高熱を出した時、足の付け根や脇などを冷やしてあげたのですが気持ちが良かったようです。
熱が高い場合の対処法
先程もご紹介しましたが、手足が冷たいか熱いかで対処方法は変わってきます。
熱の上がり始め
このときは手足が冷たいはず!服や布団で温かくなるように調節してあげましょう。室温を上げることもいいですね。
熱が上がりきった
このときは熱も40度近くあるかもしれませんし、手足が熱いはずです。子供が嫌がらなければ身体を冷やしてあげたり、布団や室温で調節して涼しくしてあげるといいでしょう。
また、太い血管がある場所を冷やしてあげると、身体の温度が一気に下がります。
※このとき、手足がまた冷たくなってないか確認してくださいね。
手足が冷たくても、熱くても、汗をかいた場合は素早く着替えさせてあげるようにしましょう。
汗で濡れたままでいると、冷えてまたぶり返してしまうかもしれませんので。
40度以上の高熱のときは・・・
大人でも熱が高いときはしんどいのに眠れず、うなされたりしますよね?子供も小さな身体で40度以上の高い熱が出ると辛いのです。
そしてぐずります。。。
こんな時はどうしましょうか!?かかりつけの先生は、
「ママ、パパも大変だけど、抱っこして眠らすのが一番安心するよ」
とおっしゃっていました。
特に手足が冷たいとき、布団を掛けても蹴っ飛ばしてしまうので、ママが抱っこしながら温めてあげるのがいいそうです。
ママは大変ですが、近くで様子を見ることができるので安心できます。
そして何よりもちょっとした変化にも気付きやすいです。
横にするとなかなか寝付けなくても、抱っこすると安心してぐっすり眠って回復が早くなるかもしれませんよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
と単純に思ってしまいがちですが、必ずしも、そうとは限らないということです。
ポイントは手足が冷たいか熱いかです。
熱が高いのに手足が冷たいって不思議な感じですが、身体の仕組みを知ると納得です。
子供が熱を出すとママも看病で疲れてしまいますが、子供にとってはママと一緒にいるのが一番の薬なのかもしれません。
手足が冷たいときは、ただ温かくしてあげるだけよりも、抱っこして安心させてあげると良いみたいです。
我が子が熱で寝れないときも、私は壁にもたれかかって、子供を抱えるようにして眠ったことが何度もあります。
ある程度落ち着くと、「普通に寝れる」と子供自ら布団で横になって寝てくれます。
私にとってはこれが子供が回復傾向にあることの目安になりました。
また、手足が冷たいときは寒いので水分をあまり取りたがらなかったりするかもしれません。
しかし、水分を取らないと脱水状態に陥りやすくなり、熱も下がりにくくなります。
そのため、手足の温度と一緒に唇が乾いていないかなども確認してあげるといいですね。
熱が高いとき、水分がうまく取れなければ、早めに病院に行くことをおススメします。点滴をすることで、脱水症状が改善し、熱が下がりやすくなることもあります。
以上のことを知識として覚えておくことで子供が急な高熱を出した時でも落ち着いて対処ができそうですね。是非、子供のためにも家族のためにも覚えておくといいですね。
また、子育てをしていると子供の熱が下がらない!といった症状に見舞われることもあります。やはり子供の熱に関しては今回の記事のような場合もありますし、違った場合もあります。
さらに言うと、熱が一週間引かない場合は病気の可能性も多いにありますので注意が必要になってきます。
「熱がある」=「風邪」と思いがちですが、決してそれだけではありませんので色々な病気の可能性があるということを知っておきましょう。