今回は子供の寝相が悪い原因って何!?すぐに出来る簡単な対策方法!という事で紹介してみたいと思います。隣で寝ていたはずの子供が起きると全然違う場所にいた!なんてことはありませんか?
我が家は子供を真ん中にして親子で並んで寝るのですが、なぜだか朝起きると上下が逆転していたり、一番端っこで寝ていたり、ひどい時は、寝室を飛び出して廊下で寝ていたり・・・
小さい頃は起きた時、隣にいるはずの子供が居なくなっていてよく焦りました。また、移動だけでは済まず、手足も激しく動かすので、ひどい時は私の顔面を蹴ったりもするのです・・・お友達に聞いてみてもほとんどの子が寝相が悪いようです。
寝ているのにこんなに動いていては逆に疲れてしまうのではないかとまで思ってしまいます。そこで今日はこの子供の寝相の悪さの原因と簡単な対策方法をご紹介したいと思います!
子供の寝相の悪さの原因
寝相が悪い大人もいますよね^^大人の寝相の悪さは暑さや枕が合わない等、睡眠環境が悪いこと、ストレスなどの原因が挙げられます。でも、子供の寝相の悪さは大人とは違うのです。その原因をご紹介しますね。
眠りのサイクル
知っている人もいるかもしれませんが、人の睡眠はレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)が繰り返されています。レム睡眠の時は身体は休んでいますが、脳は活発に動いている状態で、このときに目覚めると寝起きがすっきりと言います。そしてレム睡眠の時によく夢を見ているとも言います。
人の睡眠サイクルは、
ノンレム睡眠・・・80〜60分
レム睡眠・・・10〜30分
の90分が1周期となっています。
でも、子供はレム睡眠が長いのです。そのため、大人に比べると脳が動いている時間が長く、寝返りをしやすくなります。寝返りを何度も繰り返すと寝ている位置もずれていきますよね。また、子供は寝ている間に1日体験したことを脳に覚えさせようとします。
そうすると、自然と身体も動いてしまうようです。そう考えると子供の寝相の悪さもかわいいものですよね。我が子も楽しいことがあった日は特に激しく動いていますよ(笑)
寝言もモゴモゴ言っているので、たとえ蹴られても今日も楽しかったのだなと思うようにしています。
成長ホルモン
浅い眠りの時に活発に動いてしまう子供ですが、その他にも原因があります。それは子供の睡眠中に多く分泌される成長ホルモンです。成長ホルモンは熟睡し出すと分泌されるそうです。
このとき、身体表面はとても暑く感じるので、子供は無意識に涼しいところを求めて転がったり、布団を蹴ったりするのです。子供ってどんなに布団を掛けても蹴っ飛ばしませんか?
夏場は良いとしても、冬場はさすがに寒いので、我が子はスリーパー愛用です。
でも、布団を掛けていなくても子供ってポカポカしていますよね。これは成長ホルモン分泌中の証だったのですね!
すぐに出来る簡単な寝相対策方法
子供の寝相の悪さはレム睡眠と成長ホルモンによるものだということが分かりましたね。レム睡眠による寝返りは特に治す必要はありません。寝返りは誰にでも必要なことです。
同じ体勢で長時間いると、筋肉が固まったり、身体が歪んでしまいます。それを防ぐための寝返りですからね。
特に子供は日中たくさん使った身体を休めるためにも、寝返りは必要です。身体の筋肉をほぐしたり、成長している骨を矯正することもできます。そして、激しく寝返りをうっていても、ノンレム睡眠のときは子供の方が熟睡度が高いです。
そのため、コロコロ転がっていても十分身体も脳も休ませることができているので大丈夫なのです。
成長ホルモンによって、身体が温まり、暑がっている、この場合の対策はいたって簡単です。室内環境を整えてあげればよいのです。夏場などはエアコンなどを利用して涼しくしてあげたり、掛け布団などのタオルケットなどにしてあげるといいですよね。
我が子も夏場は大きめのバスタオルをお腹にかけているだけです。
そして冬場でも暑がって布団を蹴っ飛ばしてしまう場合、布団がなくても寒くないように少し厚めのパジャマにしてあげたり、スリーパーの利用も良いですよね。
実は子供の寝相は良いよりも悪いくらいの方が良いとも言われていますよ!
まとめ
いかがでしたか?子供の寝相の悪さは子供ならではのものだったのですね!まさに成長の証なのです。寝ながらあれだけ動いていても、ちゃんと脳も身体も休むことができているので、安心してくださいね。
ただ、色々なところに転がっていって、どこかにぶつかって怪我しないかが心配です(汗)
寝室は子供の寝返りも考えて大きなものや倒れそうなものは出来るだけ置かないようにしておくほうが良いかもしれません!
寝相の悪さは子供のうちだけです。成長するととも多少の寝返りはするけれど、寝ている間に大移動はしなくなります(笑)
そのため、この寝相の悪さを記念にと寝相アートも流行っていましたよね。
そんな大掛かりなものでなくても、赤ちゃんのうちの寝相の悪さはかわいいものなので、ぜひ記念に残してみてください!