今回は親に怒鳴られる子供の将来的に考えられる悪影響とは!?について紹介してみたいと思います。子育てをしている中で子供を怒鳴ってしまうことってありますよね。
私ももちろん何度もあります。「あぁ~、よくないな」と思いながらもついつい・・・言うことを全然聞かないときや何度も注意していることをしたときなどなど。
あとから考えるとあんなに怒鳴るほどではなかったかもなんて思うこともあります。
大体怒鳴ってしまう時は親自身もカァーっとなって自制心を失っている時なんですよね。怒鳴ることは親自身も子供にとっても良いことはほとんどなさそうですよね。そして、怒鳴られて育つ子供って将来的に悪影響はないのか気になりませんか!?
そこで今日は親に怒鳴られる子供の将来的に考えられる悪影響について調べてみました!
親が怒鳴ると子供はどうなるか・・・
どのような場面で子供に怒鳴りますか?思い返してみれば、「○○しなさい!」みたいな感じじゃないでしょうか?
これは子供に強制していますよね。怒鳴られた時の子供を思い出してみてください。
大体泣いていませんか?
そして親の言葉はほとんど耳に入っていませんよね。耳入っていないので、その○○(例えば片付け等)をしませんよね。すると親は「早くしなさい!」とまた怒鳴る。
これの繰返しではありませんか?まさに悪循環です。そうなんです!
怒鳴ったところで、残念ながら子供は言う通りにはしてくれません。もしその時はその通りにしたとしても、また同じ場面になったらまた怒鳴らないとやらないのです。
これは子供は怒鳴られたから例えば片付けをしているだけであって、なぜ今片付けをしなければならないかが分からないのです。
子供への悪影響
さて、怒鳴ることで親はその時は何とか子供を思い通りに動かせたとしても、精神的に疲れます。そしてあとからどーんと後悔と罪悪感に襲われますよね。
そして全然子供は理解してないことがほとんどです。
怒鳴ることにメリットってないですよね。。。さらに、怒鳴って育児をしていることで子供の将来に悪影響を及ぼすとの報告もあるようです。その一例を挙げてみますね。
- 攻撃的な行動をとる
- 抑うつ症状が出る
- 積極的に行動しない
- 周りの目を気にする
- 他人との関わりが苦痛でひきこもってしまう
もちろん、全員が全員ではありません。程度の大小もあることでしょう。
でもやはり、多かれ少なかれ、怒鳴られることで子供への悪影響があるようです。また、怒鳴られた子供は大きくなったとき、自分より弱い者を怒鳴って言うことをきかせようとするようにもなり得ると言われています。
子供を叱る時、手をあげることはよくないと思い、怒鳴っている場合も多いかと思いますが、実は怒鳴ることは言葉の暴力であるのです。
ある調査の報告によると、平手打ちしてしつけられていた子供より、怒鳴られてしつけられた子供のほうが後々悪い結果を招いているそうです。平手打ちされても、他のときに子供を褒めればその影響は解消されるそうです。
しかし、怒鳴ったあとにどんなに親が愛情を注いでもその弊害は解消されないとの報告もあるようです。
これには驚きですよね!!
でもよく考えてみてください。一番分かりやすい例で言えば、ママは出産の痛みを忘れてしまいますよね。でも人に言われた嫌な言葉って結構引きずりませんか?
精神的に受けたダメージは結構長引くものですよね。子供にとって怒鳴られることは大きくなってもずっとひきずって周りとの関係をうまく築けなくなったりもするわけです。
怒鳴らないためには!?
怒鳴ることは親にも子供にも良いことは何もないと分かりました。それでも子育てをしていたらどうにもこうにもならないことってありますよね!?
相手は子供と思っていても、ついついカッとなってしまいますよね、私たち親も人間ですからね!でもそんなときはこれからまず大きく深呼吸をしてみませんか?
怒鳴る第一声を息にしてみるのです。
勢い任せに怒鳴ってしまうと大変なことになりますが、一呼吸おくことで少し冷静になれます。そして、どんなに怒鳴ってもこれまでの経験上子供が言う通りにしたことってありませんよね。
それならまずなぜそうしなければならないのか教えてあげましょう。我が子が小さいとき、
「さっさと片付けなさーい!」
と言ったところで片付けません。どんどんおもちゃが散らかるばかりです。でもこれを、
「今からご飯だから一度片付けようか。ご飯食べたらまた遊ぼうね」
というと、さっと片付けるときもあります。
子供も気分屋ですから、一度うまくいっても次がうまくいくとは限りません(笑)
それでも毎回毎回説明しているうちにいつの間にかご飯の時間が近づくと自分で片付けをしてくれるようになりました。
今では食卓の準備までしてくれますよ。子育てをしている中ではなかなか難しい場面もありますが、子供と同じ目線までしゃがんで話しかけてあげることでお互いに納得できると思います。
また、言い方によっても子供からしたら印象が違うようです。例えば何か失敗をしたとき、
「だから言ったでしょ!」
なんていいがちですが、
「どうしたら良かったんだっけ?」、
「何度言ったら分かるの!?」ではなく、
「どうしたらいいと思う?」
などと具体的に問いかけてあげると子供も次からは気をつけることができますよね。
まとめ
いかがでしたか!?怒鳴ることは誰しもありますよね。私もよくあります。。。でも、将来子供に悪影響を及ぼすとなれば、何一つ良いことありませんよね。いつも子供を怒鳴ったあとはお互い疲れきってしまいますし、解決もしませんから。
子供に怒鳴らないでいいようにして!
と言ってもそれができるなら子供じゃないですよね(笑)親である私たちが気をつけるしかないようです。まずは怒鳴りそうになったら一呼吸。そして、具体的に子供目線で話しかけて納得させることが一番です。
ただし、危険な時は怒鳴ってもOKです!常日頃から怒鳴っていると子供はその危険に気付きませんからね。いつもと違うと気付かせるためにも、普段から怒鳴らない育児をできるといいですよね。