春から幼稚園に入園したお子さん。幼稚園生活に慣れる頃には夏ですね。
園からプールの準備のお知らせも届くかと思いますが、ざっくりとした持ち物の説明、特に指定がないと、かえって悩んでしまうものです。
でも一番には、お子さんにとって着替えがしやすくサイズも合った水着を選んであげたいですよね。
どんなタイプの水着を準備したら良いでしょうか。
幼稚園児の水着で着やすいのは?
特に園からの指定が無い場合に、一番に考えた方が良いのは「自分で着替えられた!」という「できた体験」をさせてあげやすいこと、できるだけジャストサイズで着やすい水着ということです。
女の子のおすすめはワンピースタイプです。肩紐が後ろでクロスしたり凝ったものは避けましょう。肩の部分は太めのものが良いでしょう。
セパレートタイプの水着は一見ラクそうですが、脱着に時間がかかる場合もありますし、上下でアイテム数が二つになってしまうと、どちらかが無くなってしまう可能性も考えられますよね。
シンプルなセパレートタイプなど、お子さんが着やすいと感じるもので気に入って着替えるなどという場合にはそちらを選んでも良いでしょう。
事前に家で脱着の練習、お風呂上りに身体ふきの練習をしておくことも重要です。
水着で幼稚園児に合ったサイズは?
ワンピース水着の場合は、身長ジャストで選ぶのがおすすめです。
年少さんなら大きい子でも100cm程度かと思いますので、100~110サイズで選んでみましょう。
成長するからと大きいサイズを選ぶと肩紐が落ちたりしてだらしなく見えてしまいます。あくまでも自分での脱着を目標としているので、ジャストサイズを選んであげましょう。
どうしても大きいものだったら、肩紐を縫い込むなど調整しましょう。
水着は普通の服と違って小さ目でも着られる場合もありますし、着ているうちに伸びたりするので、身長100cmで服のサイズ110cmという場合でも、100cmから選ぶことも検討しましょう。
幼稚園児の水着でラッシュガードはどう?
最近では、日焼けから肌を守る上半身用の水着、ラッシュガードタイプも売られています。
幼稚園では一人でお着替えを頑張れるようにというのが基本ですが、アトピーや日焼けによる肌トラブルが気になる子に関しては園に相談すれば、先生も着替えのお手伝いなど対応してくれるかと思います。
子供用のラッシュガードは、ウエットスーツのような保湿効果は無いため、注意するべき点もあります。
お子さんが水から上がると肌に張り付いて寒く感じたり、気持ち悪く感じたりする事もあるようです。そしてラッシュガードを着たまま体操をすると、逆に暑くなってしまいます。
プールの時間は長時間ではないので朝、日焼け止めを塗って対応することでカバーできることも。
まとめ
幼稚園児の水着の選び方の基本は自分での脱着がしやすいかという事です。
かわいい飾りなどがついたものはお出かけの時にして、お子さんの、お着替えができた!という体験をさせてあげることを優先して考えましょう。
フードのついたものは、他のお子さんにも危険な状態になることもありますから避けます。
ラッシュガードタイプは着ていないお友達から、どうして着ているの?と聞かれる場合も考えられます。そのときにはお子さんなりに自分で考えて着るか着ないか決めると思うので、見守りましょう。