子供にコーヒー牛乳はいつから良い?飲ませる際の注意点ってある?

我が子が通っていた幼稚園では週一度お楽しみとして給食でコーヒー牛乳が出ていました。。。が、すぐに保護者から「幼稚園児のコーヒーは早すぎる!」という意見が多数出たため普通の牛乳に変わってしまったことがあります。

でも、

我が子の小学校では時々メルミルクのコーヒー味が出ています。

牛乳に粉末を入れるとコーヒー牛乳に変わるというものですよね^^

幼稚園児には早いけど、小学生になるとコーヒー牛乳はOKなの?

小学生といっても、入学したての6歳児もいれば12歳もいますよね。

一体いつから子供にコーヒー牛乳飲ませても良いの?と不思議に思ったのでまとめてみました。

子供にコーヒー牛乳はいつから良い?

子供にコーヒー牛乳を与える時期を考えてしまう理由として「カフェイン」があります。

妊娠中・授乳中でもカフェインを控えると言われていますので、まだまだ成長段階の子供にもカフェインを与えてもいいのか?と思ってしまいますよね。

色々見てみるとカフェインの悪影響のない1日当たりの最大摂取量というものを見つけましたよ。

※ただし日本のものではなく、海外の評価によるものです。

健康な子供及び青少年・・・体重1kgあたり2,5〜3mg

【年齢別】

  • 4〜6歳・・・1日当たり45mg
  • 7〜9歳・・・1日当たり62,5mg
  • 10〜12歳・・・1日当たり85mg
  • 13歳以上の青少年・・・1kg当たり2,5mg

ということですが○mgといわれても分かりにくいですよね。

一般的な乳飲料・豆乳飲料に分類されるコーヒー牛乳100mlあたりのカフェイン量は約10〜30mg。

そう考えると、

よくあるパックのコーヒー牛乳200mlの物だと、幼児でも1日当たりのカフェイン量を大きく超えることはなさそうですね。

ただし、

コーヒー飲料に分類さる商品の場合は100mlあたりのカフェイン量は約50mgとなっているため、これらは幼児にはNGですね。

年齢別で4歳からの1日当たりのカフェイン最大摂取量が報告されているので、4歳を目安に乳飲料・豆乳飲料に分類されるコーヒー牛乳であれば与えても良さそうですね。

でもこれは海外での報告。。。日本では小学校の給食ではコーヒー粉末がでることもあるので、小学生頃からOKとのことです。

コーヒー牛乳が子供の体に与える影響ってある?

ところでコーヒー牛乳を飲むと子供の体にはどのような影響があるのでしょうか?

コーヒー牛乳にも含まれるカフェインには、

  • 眠れなくなる
  • 心拍数が上がる
  • テンションが高くなる

など、興奮状態になりやすくする作用があります。

これは大人でも同じですが、個人差があり、特に子供のほうがカフェインの影響が出やすいといわれています。

そのため、

夕方カフェインを摂取しても子供だと眠れなくなる事があるため、

  • 夜更かしが続いたり
  • 深く眠れなかったり

など成長ホルモンの分泌が阻害されることもありえるそうなのです。

成長期の子供にはよくありませんよね。

また、カフェインはカルシウムの排出を促す作用もあるので、これも良くありませんよね。

身長が伸びなくなるって本当?

コーヒー牛乳を飲むと身長が伸びなくなる?という話はカフェインの影響を考えるとありえなくない話ですね。

カフェインを摂取しすぎたり、摂取する時間帯によっては睡眠に悪影響を及ぼします。

深い眠りでなければ成長ホルモンは分泌されませんので、成長に影響を及ぼします。

また、

せっかくカルシウムを摂取しても必要以上に排出されては困りますよね。

以上の点からコーヒー牛乳は成長期の子供には良くない、身長が伸びなくなるといわれているのかもしれませんね。

1日どれくらいの量なら問題ない!?

では、1日どれくらいの量なら問題ないのでしょうか?

先ほど200mlのコーヒー牛乳なら4歳児でも最大摂取量に達しないかな?という話でした。

でも、

カフェインってコーヒーだけではなく

  • コーラー
  • ココア
  • チョコレート
  • 緑茶
  • ウーロン茶

などにも含まれているのです。

コーヒー牛乳を飲む量は気をつけているけど、チョコレートやココアなどって意外と気にかけていないということはありませんか?

例えばウーロン茶は100mlあたり20mgのカフェインが含まれているといわれています。

これだと4歳児の最大摂取量45mgの約半分です。

これにコーヒー牛乳1パックを飲んでしまうと1日の最大量はオーバーしてしまいますね。

そのため、

コーヒー牛乳だと1パックそのまま飲ませるのではなく、半分くらいなどコップに移し変えて調整してあげると良いですね。

また、

子供がなかなか寝付かなかったり、イライラするなどの症状がでるとカフェインの摂取しすぎの場合があるので注意が必要ですね。

子供にコーヒー牛乳を飲ませる際の注意点ってある?

年齢や体重でのおよその摂取量は先ほどご紹介しましたが、カフェインの吸収や代謝は個人によって差が大きいといわれています。

そしてコーヒー牛乳以外にもカフェインを含む飲食物は色々あります。

そのため、

コーヒー牛乳を飲ませるときは注意が必要です。

少量だからと毎日コーヒー牛乳を飲ませることはあまり好ましくありません。

パックをそのままあげるのではなく、大人が量を考えてコップに移してあげることもポイントですね。

また、

コーヒー牛乳をあげるときはその日のおやつに気をつけるとカフェインの大量摂取は避けれそうです。

他に、

市販のコーヒー牛乳ではなく、自宅で作ってあげると量を調整してあげれますよね。

カフェインレスのコーヒーを利用するのも良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?何歳からコーヒー牛乳を飲ませてもいいのか?

これは結構ママの間で話題でした。

兄弟がいたら小さい頃からコーヒー牛乳を口にしている子もいましたし、小学校給食で初めてコーヒー牛乳を口にしたという子も。

親としてはあまり積極的にコーヒー牛乳は飲ませたくないですよね。

カフェインもですが、甘さもちょっと気になります。

カフェインは目がさえるという印象が私は強かったのですが、カルシウムの排出を促したり、利尿作用によって時には脱水になることも…なんて話を聞いてからは少し子供にカフェインを摂取させることが心配になりましたよ。

少しの量を週に1度程度なら問題はなさそうですが、やはりカフェイン摂取には慎重になった方がいいのかもしれませんね^^

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