子供にハサミはいつから渡しますか?
何でも興味津々の子供。
大人が使うものは自分もやりたい!って言いますよね^^
お絵かきなら安心してさせることができますが、ハサミを使った工作などをやりたがると怪我の心配もあって、なかなかさせてあげることができないのではないでしょうか?
そこでこの記事では子供にハサミはいつからが良いのかをまとめてみました。オススメのハサミと練習方法についてもご紹介したいと思います。
Contents
子供にハサミはいつから?
子供にハサミを使わせる時期、それはその子その子によって個人差はありますが、目安としては、
・ハサミに興味を持った時
・「危ない」や「ダメ」の意味が理解できる時
この頃がベストだと言われています。
主に2〜3歳でハサミを使い始めるという場合が多いようです。
我が子も幼稚園のプレでハサミを使った製作をしていたので、やっぱりこの頃も2歳半くらいで使い始めましたね。
子供にも安心のオススメのハサミ
ハサミの選び方として、ハサミの先が丸いもの、長さが短いものが良いようです。
そして、切れ味がいいハサミであること。
「え!?それって危ないんじゃ?」
って思いますよね。でも、子供ってうまく切れないとどうにかして切ろうと刃先を触ったり、すごい力を入れたりして、余計に危険なのです。
そのため、切れ味が良く、子供の小さな手でも動かしやすいハサミが良いのです!
それではどのようなハサミがオススメなのかご紹介しますね。
はじめてのはさみ 「こどもちゃれんじ」
しまじろうが描かれたキャップ付きで、子供には馴染みがありますよね。
指が穴にしっかりフィットする学童用より一回り小さいサイズなため、小さい子供には使いやすいサイズになっています。
ハンドルも、黄色と緑(ピンク系、ブルー系)と2色使いなので指を入れる位置が子供にも分かりやすいですよね。
小さい子供に大きい方の穴にと説明しても分かりませんが、色で説明するほうが伝わりますよね!また、厚めのハンドルは子供の弱い力でもしっかり切ることができますよ。
刃はステンレス製で切れ味もよく、最適な葉の長さが採用されています!そして、ハンドルに目印があるため、はさみを立てて切る目安にもなりますよ。
フレーベル館のはさみ
これは我が子が幼稚園で購入し使用していたハサミです。
結構使いやすいようで、小学校でもそのまま愛用しています。
キャップ付きで、刃先は丸型で万が一落としても安全ですよね。
また、ハンドルが色分けしてあるので、ピンクが親指、ブルーに人差し指と中指と分かりやすいですよ。
ハサミの開閉が小さい子供には難しい場合がありますが、このハサミはリブ立て、丈夫なカシメで開閉がスムーズなのです。
コクヨ エアロフィットサクサ キッズ
実はこのハサミも幼稚園で進級祝いに頂いたハサミで、自宅用として愛用しています。
進級祝いで頂いたので、フレーベル館のハサミより気持ち大きいのかな?という感じです。
このはさみはハンドルがやわらかく、指にフットする感じがあります。これは手が大きくなっても持ち方を変えて長く使えるデザインになっているようです。私も使ってみましたが、普通に使い心地が良かったですよ。
そして、やわらかいので指が痛くなりませんでした!
あと、子供ってハサミで色々な物を切りますよね。そうすると、糊で刃先がベタベタになり、切れ味が悪くなったりします。
このハサミは刃に糊が付きにくいような構造になっていて、いつまでも切れ味が良いのです。
刃先がベタベタしていて、開きにくいと子供って無理に開けようと刃先を触ったりしますよね。
このハサミはそのような心配が少なく、安全に使い続けることができますよ!
プラスチック製のハサミの注意点
プラスチック製のハサミは、落としたときの危険性はありませんが、切れ味が悪いため、子供は無理に力を入れるので逆に危ないという意見もあります。
確かに我が子もうまく切れないから力を入れすぎて、指を挟んだこともありました。
指は切れませんが、結構痛かったみたいです。そのため、最初からステンレス製等のハサミから使うほうが良いかもしれませんね。
ハサミの練習ってどうすればイイの!?
オススメのハサミが分かったところで、どうやって練習させたらイイの?ということですよね。
小さい時期から保育園や幼稚園で教えてもらう場合は、やっぱり初めはハサミの約束事から始めるようですよ。
- 大人がいるときに使う
- 刃を人に向けない
- 使わないときはキャップをする
などです。そして、ハサミは立てて使うことが大切です。ハサミを立てて動物の口のようにパクパクさせると教えてあげると分かりやすいようです。
次に紙を切らせてみます。まずは小さい紙から。初めは大人が紙の両端を持ってあげて切れ込みを入れさせてあげる練習を始めると良いでしょう!
慣れてきたら自分で紙を持って、指を切らないように注意しながら、練習します。
小さい紙に慣れたら大きい紙を切ります。
初めは適当に切り込みを入れるだけですが、段々真っ直ぐ切る練習、決まった線を切る練習、曲線など紙を動かしながら切る練習へと発展させていくのが良いでしょう!
ハサミ練習用のドリルを利用しても良いですし、カレンダーや広告を切り抜くのも楽しくて練習になりますよ。
子供がハサミを使う際の4つの注意点
ハサミの練習の際、初めに約束事から始めると説明しました。幼稚園の参観でも、必ずお約束事の確認から入っていました。
- ハサミは勝手に使わず、ママやパパが近くにいるときだけ。
- ハサミは座って使い、持ったまま歩いたり、移動しない。
- 使わないときは机の上、床には置かない。その時キャップはしめる。
- 刃先を開いたまま持たない、刃先を人に向けない。
また、切れ味が悪くなったハサミを使っていると、子供は力を入れすぎてしまい、指を切ってしまうことにもつながります。
刃先が汚れたらきれいに汚れを落とし、アルミホイルを数枚重ねて切ると切れ味が復活するそうです。
刃こぼれが起きているハサミでアルミホイルを切ることで、刃こぼれした部分にアルミが付着して、欠けた部分が修復されるそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
我が子も2歳くらいからハサミに興味津々でしたが、初めは紙を手でちぎるなどで満足していましたが、やっぱりハサミで「チョキチョキしたい!」となりました。
とはいっても、普通のハサミは子供用だとしても、見ているこっちがハラハラしますよね。
紙切り用のプラスチック製ハサミを与えてみましたが、切れ味が良くなくって不満そうだったのを今でも覚えています。
なんだかんだで騙し騙しで幼稚園も通い出して、ある程度大きくなってからハサミを与えたような記憶がありますが、子供って本当に油断ならないです。
我が子、ハサミに慣れた頃、私の見ていない間に自分の髪の毛のカットまでしたことがあるんです(汗)
怪我をしなくて良かったのですが、やっぱり小さいうちはハサミを自由に使わせることは抵抗があります。
しかし、そんな親のエゴで子供の成長を妨げてしまってもいけませんよね。
子供にハサミを持たせるのは怖い気もしますが、正しい使い方を教えてあげて、使いやすいハサミで一緒に練習すればそんなに危ないことはないはずです。
初めて使うハサミも色々な種類があって迷うところですが、切れ味がよく、ハンドルがフィットする物を選ぶと良さそうですね。