この記事では子供の【虫刺され】水ぶくれの原因や症状!また、対処法について紹介します。
虫除けスプレーで対策していても露出している部分はどうしても虫に刺される事が多いです。
我が子のように虫に刺されやすい体質の子は特に気をつけてあげて下さい。初めは赤くなる程度なのですがそのうち腫れてきます。
時間が経つと、水ぶくれになったりもします。
子供は「掻いちゃダメ」と言っても痒いから掻いちゃいますよね!
そこで掻きむしってしまうと「とびひ」になって最悪の状態にもなりかねません!
そんな痛々しい状態にならない為にぜひ、虫刺されによる水ぶくれの原因・症状、痛みへの対処法を知っておきましょう。
Contents
子供の【虫刺され】が水ぶくれになってしまう2つの原因!
虫刺されでなぜ水ぶくれが出来るのでしょうか!?
水ぶくれができる人とできない人、また、できる時とできない時ってありますよね?
実は虫刺されによって出来る水ぶくれ自体は1種類になります。
しかし、水ぶくれになってしまう原因は2つとされています。
虫刺されによる水ぶくれの原因その1:虫刺されを掻いてしまう
水ぶくれが出来る原因として、虫刺されを掻いてしまうことがあります。
掻くことで虫刺されの傷は悪化して水ぶくれが出来てしまうのです。
子供の場合、水ぶくれの中の不潔な液体が指についたまま他の場所を掻いてしまったりしますよね。
これが「とびひ」の原因になるわけですね。
虫刺されによる水ぶくれの原因その2:体質よるアレルギー反応
そして、もう一つの水ぶくれの原因。
虫の唾液に対する「アレルギー反応」です。
アレルギー反応なので、掻かなくても水ぶくれが出来てしまうのですが、虫に刺されると必ず水ぶくれになるという人はアレルギーかもしれません。
また、幼小児に多く発症する「小児ストロフルス」があります。
※これは生後数ヶ月から6歳くらいまで、特に5~6歳の子供に多く発症する特有の蕁麻疹(じんましん)で、激しい痒みを伴うものなのです。これは虫刺されによって起こる皮膚の過敏反応であると言われています。
この症状は、蕁麻疹(じんましん)の様に腫れた後、中心部に水っぽいものが出来ます。
痒くて掻いてしまうと、どんどん広がってしまいます。
また、水疱や膿胞になることもあります。
虫に刺された場合の対処法!
まずは掻きむしって水ぶくれにならないために痒みを止める必要があります。
まず、痒みを少なくするために初めは水で洗い流す様にしましょう。
その後に痒み止めを塗ったり、保冷剤で冷やしてあげると効果的です。
我が子も虫に刺されると痒み止めを塗りますし、これで大体の痒みはひくみたいです。
でも小さいうちっていくら痒み止めを塗ってあげても気になって触るんですよね。。。そんな時はシールタイプの痒み止めを貼ってあげます。
最近はキャラクターの絵が描いてあるもの等、色々ありますよね。薬というと嫌がる場合でも、
「シール貼ってあげる♪」
というと我が子は喜んで貼ってくれます。
しかもこのシールタイプって意外にも効果があるんですよね。刺されてすぐに貼るとあっという間に赤みも腫れもひきますし、水ぶくれになる前に治ってしまうんです!
痒み止めを使っても痒みがあるとどうしても子供は引っかいてしまいます。
特に寝ている時、無意識に掻きむしるなんてことも良くあります。
それを防止するためにも、日頃から爪を短く切っておくと、皮膚に傷がつかなくて良いです。
赤ちゃんの場合は手袋(ミトン)をつけるのも結構効果的です。
(暑いと外してしまうかもしれませんが。。。)
虫の唾液アレルギーの場合も同じで、刺されたら水で洗い流し、洗った場所は清潔なタオル等でしっかり拭き、その後は保冷剤で刺された場所を冷やします。
※冷やす理由は成分が広がらないようにするため。
これらの対処をしても水ぶくれが出来てしまった場合は、水ぶくれがつぶれないように注意して下さい。
とびひになってしまった場合は必ず、皮膚科か小児科を受診する様にして下さい。
また、小児ストロフルスの場合は、様子を見ていても治りませんので私の経験上、病院を受診して、
- 抗ヒスタミン剤
- もしくは抗アレルギー剤の服用
- ステロイド外用薬の塗布
をしなければなりません。
場合によったら二次性細菌感染予防のために抗生物質の服用をさせることもあります。
そして水ぶくれになるときは、大体「痒い」と思うときですよね。
でも中には虫に刺されて「痛い!!」と感じた時ってありませんか??
刺されて痛いと感じた場合はブヨの仕業!?
痛いと感じるそれはブヨの仕業である可能性が高いです!
ブヨってどんな虫か知っていますか?⇒こんなやつです。
ブヨは刺しているのではなく噛んでくるので痛いんです!ではこの時はどうしたらいいか。
まずは消毒!!
刺しているのではなく、噛んでいるので傷が出来ています。
そこからばい菌が入って化膿する場合もあるので、まずは消毒が必要です。
そして、そのあと絞り出す必要があります。
皮膚を爪でつまんででもブヨに注入されたものを出しましょう。
そういえば昔噛まれたところを親にギューとつままれた記憶があって、その時は何でだろうと思ってたのですが、ブヨだったんですね。
この絞り出しによって、数日後化膿するかどうかが随分違ってきます。そして最後は冷やしましょう。
しかし、これはあくまでも応急処置ですので、その後はやはり皮膚科や小児科へ行く様にして下さいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?虫刺されの季節、蚊に刺された場合と、ブヨに刺された場合では対処の仕方が違うんです。
でも、まずは洗うことが大切!次に冷やすこと!
※出来れば皮膚科か小児科を受診すると治りも早いし、とびひにもなりにくいです。
しかし、その前に虫に刺されないようにすることも大切です。
虫が多い場所に行く時は肌を露出させない為にも長袖長ズボンが好ましいですし、虫除けグッズも必須ですね。
最近はスプレーやシールだけではなくって、リストバンド型の虫除けグッズも色々出ていますのでかなり選択の幅が広がっています。
そして赤ちゃんがいる家庭は更に気をつけてあげるようにしましょうね。
我が家では虫除けスプレーだけでは汗をかくと効果も薄れそうなので、腕につけるタイプのものとシールも一緒に使っています。
これだけ対策していても虫に刺されるんですけどね(苦笑)
夏の時期は特に気をつけてください!
そして、虫除けの代名詞「蚊取り線香」の効果の時間を知っておくだけでも虫刺されの確率は激減します。
[…] 対処法 に … 子供の【虫刺され】水ぶくれの原因や症状!痛みへの対処法! | 風見鶏 2015年7月6日 … […]