この記事では鼻血がよく出る子供の原因って何?効果的な止め方(止血方法)について紹介しています。
子供って結構鼻血出しませんか?
最近うちの子もなんですが、よく鼻血を出します。
昔から子供はよく鼻血を出すものだと思っていたのですが、毎日毎日鼻血を出すようなら気を付けた方がいいかもしれません。
鼻血なんてティッシュでも詰めておけばそのうち治るでしょ!?という考えの人は要注意ですよ!
そこでこの記事では、
- 子供の鼻血で最も多い原因
- 効果的な止血方法
などをしっかり理解しておく事で子供が鼻血を出した時でも慌てず正しい対処が出来るかもしれません。
Contents
子供が鼻血を出す多くの原因
子供が鼻血を出す多くの原因は『鼻いじり』です。
漫画などでも5、6歳くらいの子が鼻をいじっているシーンがありますが、まさにその行為が子供の鼻血の原因ナンバーワンなんですね。
うちの子も5歳くらいの時は良く鼻をほじっては鼻血を出していました。
では何故「鼻いじり」が原因で鼻血が出てしまうのでしょうか!?
子供がよく鼻血を出す原因その1:キーゼルバッハ部位の損傷
子供の鼻血の原因の多くはこのキーゼルバッハ部位を”鼻いじり”で傷つけてしまった事によるものが多いそうです。
画像を見ても分かる通りこのキーゼルバッハ部位は非常に多くの血管が集まっています。
なので、ここを傷つけてしまうと当然すぐに鼻血が出てしまうのです。
しかも、子供の場合は大人よりも鼻の粘膜が薄いので、体を激しく動かしたり必要以上に興奮してしまったりするだけでも鼻血が出てしまう事があります。
そして子供の指は比較的鼻の穴よりも細いです。
鼻に違和感を感じたりするとすぐにキーゼルバッハ部位を触ってしまう事もあります。そういった事もあって大人よりも多く鼻血を出してしまう原因の一つなのです。
しかし、徐々に子供も大人へと変化していき鼻の粘膜も強くなるのでだんだん鼻血は出にくくなってきます。
子供がよく鼻血を出す原因その2:アレルギー性鼻炎
そしてもう一つはアレルギー性鼻炎の場合です。
これは大人でも同じなのですが、鼻の粘膜が炎症を起こして出血がしやすい状態になっているので、くしゃみや鼻をかんだ時にその反動で鼻血が出てしまうのです。
我が子もくしゃみや鼻をかむ事が良くあったので、鼻血の件も含めて病院へ駆けつけたところ花粉症とのことでした。
子供の花粉症って判断しにくいですので、病院に行く事で早い段階で助かりました!
では次に鼻血が出た時の止血方法について紹介します。
鼻血の効果的な止め方(止血方法)
私も昔小さかった頃に鼻血を出したりすると親に、
「ティッシュを丸めて突っ込んでたら自然と治る!」
「横になって寝ときなさい!」
こんな言葉を言われたのを思い出しました。
もちろんこの方法でも止血することは可能なのですが、実はあまり良くない止血方法なのです。
その理由はティッシュなどで一時的に鼻血が止まっていても、止まったと思ってティッシュを鼻から抜いた時に再び鼻の粘膜を傷つける可能性があるため。
そして、横になって寝るという行為も正しい止血方法ではないということ。
鼻血が出ている状態で横になってしまうと、喉に鼻血が溜まり逆に吐き気など余計に気分が悪くなってしまう可能性があるのです。
では、どんな止血方法が正しいの!?ってことなのですが、一番は圧迫止血です。
シンクロナイズドスイミングの選手がしているノーズキャップがありますがまさにあの原理です。
まずは寝かせるのではなく椅子などに座らせます。
↓
椅子が無ければその場に座ります。
↓
そして小鼻の部分(骨が無く柔らかい部分)を親指と人差し指でつまみ5分~10分圧迫するというものです。
だいたいの鼻血はこの止血方法で止血することが可能です。
私の子供もこの止血方法で鼻血を止める事が出来てますので、この方法が最も効果的だと思いますよ。
イメージの悪い鼻血
親として心配なのは鼻血がよく出ていると病気じゃないの!?と思ってしまいますよね。
どうしてもテレビドラマの影響もあってか、
『鼻血』=『白血病』
のようなイメージに囚われてしまいがちなのですが、ほとんどの場合は心配ないと言われています。
病院に行っても「3歳~8歳くらいの子は鼻血が出やすいんですよ」と丸く収まってしまうケースがほとんどで、
「止血してすぐに鼻血が止まる場合は特に心配することもないですよ^^」
とかかりつけの医師は言っていました。
しかし、鼻血が30分以上出続ける場合は血液の病気の可能性もありますので、即病院へ連れて行くようにした方がいいです。
普通に考えてもそんなに鼻血が出ていたら異常だと思いますよね。
あとがき
たま~に出る子供の鼻血は「鼻いじり」によるキーゼルバッハ部位の損傷が多いです。
しかし、これとは違い鼻血が毎日出る場合は先述したように何かしらの病気の可能性もありますので迷わず病院へ行くようにしましょう。
ちなみに病院は小児科よりも耳鼻科の方がより細かく診察してもらえるのでベストです。
大切な子供の為にもキチンとした処置をしたいものです。
そして最近の我が家では急に鼻血が出た場合、すぐに対処出来る様に鼻ポンというものを救急箱に入れています。
鼻ポンは急な鼻血に対処出来る様に予め綿自体を丸めてあります。
その為、急に出血してもスムーズに鼻へインする事が出来るんですね。
子供が小さい時は結構お世話になりました!救急箱に一つあると安心です。
そして普段生活している中で子供がやたら夜中に謎の咳をしたりしませんか?実はこれには色々な原因があって素人では判断しにくいものも中にはあります。
その為に病院があるわけですが、まずは少しでも私たち親が知識を入れておきたいものです。